VBAを使ったバーコードの使用と自動化 Excel
ExcelではVisualBasic for Applications(VBA)を使って様々なことを解決することができます。 ここでは、VBAでActiveBarcodeコントロールを埋め込み、使用し、削除する方法を紹介します:
ActiveBarcode コントロールをシートに埋め込む:
この例では、バーコード・コントロールをセルの真上に配置する。そうすると、バーコードがセルの中にあるように見える。
まず、細胞のサイズを読み取る:
CurrentCell = "C3" MyHeight = Range(CurrentCell).Height MyWidth = Range(CurrentCell).Width MyTop = Range(CurrentCell).Top MyLeft = Range(CurrentCell).Leftセルにはバーコードが入る最小のサイズが必要です。セルが小さすぎるとサイズエラーが表示されます。そこで、セルの高さを30ピクセルにリサイズします:
' Enlarge the cell height to 30 pixels Range(CurrentCell).RowHeight = 30次の関数は、セルの真上にバーコード・コントロールを作成します:
ActiveSheet.OLEObjects.Add(ClassType:="ACTIVEBARCODE.BarcodeCtrl.1", Link:=False, _ DisplayAsIcon:=False, Width:=MyWidth , Height:=MyHeight, Top:=MyTop + 2,_ Left:=MyLeft + 4).Selectバーコードオブジェクトとセルを直接リンクすることができます:
ActiveSheet.OLEObjects(MyBarcode).LinkedCell = "B7"コントロールに簡単にアクセスするために、変数MyBarcodeにコントロールの名前を格納します:
MyBarcode = ActiveSheet.Shapes(ActiveSheet.Shapes.Count).Nameこれで、バーコード・オブジェクトのプロパティとメソッドを好きなように使うことができる:
' set properties ActiveSheet.OLEObjects(MyBarcode).Object.Font.Size = 8 ActiveSheet.OLEObjects(MyBarcode).Object.Type = 14 ' Code 128 ActiveSheet.OLEObjects(MyBarcode).Object.Text = Range("C3")コントロールが不要になった場合は、シートから削除することができます:
ActiveSheet.OLEObjects(MyBarcode).Deleteヒント: マクロ内でWindowsが今後のイベント(KeepWindowsAliveと呼ばれることが多い)を処理する必要がある場合、次のVBA関数を使用してこれを強制できます:
DoEventsこれは例えば、コントロールがそれ自身を新しく描画しなければならない場合などに必要となる。